ごくせん THE MOVIE感想

 一昨日、やっとこさ見に行ってきました、勉強そっちのけで(……)いや院試終わってからだと公開終わってそうだったし……7月はばたばたしててとても映画館に行ける状況じゃなかったし……という事で。言い訳はさておき感想をば。
ちなみに、ごくせんに関してはほとんど知識がない(映画宣伝の特番を見たりはしている、けど実際のドラマは覚えてないか見てないかの2択)状態です。



 一言でいえば、「ヤンクミのためのストーリーで、そのストーリーのための他キャラ」。なんかもう「ごくせん」というエンターテイメントを全うしていた。プロデューサーさんの話*1で、「これは全シリーズの映画化だ」みたいな文章があったのですが、それに関しては確かに頷ける。この意味では。他のキャラクターもキャラ立ちしてないわけではない*2けどそれすらも飲み込む、ヤンクミという存在の大きさとごくせんの持つ王道の強烈さ。
それに加えてメイン出演者がやたらといけめん多くて(当たり前だが笑)、王道×いけめんのある種の安定感がめちゃめちゃ面白かった。良い意味でも悪い意味でも王道過ぎて裏切らなさ過ぎる。
 キャラに関しては、とりあえず旧赤銅3Dメインメンバーにもえてました。かわいいんだなあの6人……! 今更わかってどうするよ(笑)なんか現代ファンタジーを見ているような感覚でした。「ピンチの仲間を助けるために皆と力を合わせて冒険へ!」的な。最初の熊井ラーメンでのわちゃわちゃしてるところでもうでれでれだったんですが、車に乗り込んで忍び込んだりリポーターやったりのくだり完全に非日常。ああ、若いな……っていう。目線が既におかしい。最近じゃんぷのBESTチームの内部事情が気になる(話飛んだ上に言葉が)
現3Dは、怜太が普通に不良してた。可愛い所もあったけど。これ絶対ごく出*3の玉森担って出てきてるんだろうな。たまもり君かっけえ……怜太見てたら普段あんなかわいいなんてわからんよ。私の中にある彼のイメージは「赤面体質の不思議ちゃん」です。Jr.コロシアムで真っ赤になってるのと「神様女神様チャンスをくださ〜い!」ってやってる所が最初に出てくる。
 あとカメオ出演な卒業生だと、1番目立ったのはつっちー? ていうか特に第1シリーズの卒業生がリアルにカメオ出演過ぎて笑った。出せばいいと思ってるだろ(笑)あと某彼を見て「あ、林だ……」と思った私を誰か殴ってください、とりあえず前クールの金曜午後10時台の記憶がなくなるぐらいに。いやなくなっても困るんだけど(どっちだ)
 そして、竜……はなんか、普通に見ていた。その時点で普通じゃないんだけど、ああ、竜なんだなーと思って見ていた。あまり竜がこんな感じ、という記憶はないのですが、なんでかそうやって見ていた。あと台詞で「別に」がやたらと多いのと(笑)ツッコミが冴え渡りすぎてて素敵です。やはり現3Dや第3シリーズのメンバーと一緒に見るから卒業生の風格みたいなのもあるし、でも悩んでるのが他卒業生に比べて出るから揺れ動いているのも見えるしで、いいポジションだな竜……! と思っていた。
これ、ヤンクミや生徒に対してある程度距離を置いて話せるっていうのが良かったのかな、と思う。竜のポジションって独特で、あまりにもべったべったしすぎるとそれがぼやけてしまうように思う。他に同じようなポジションの人がいても同様。あのぐらいツンツンしつつ結局頑張る、ていうのでちょうど良かったんじゃないのかな。
まあ細かい所は置いといてとりあえず格好良かったです(*´∀`*)ヤンクミと2人で戦ってる時とかかっこいいかっこいい。終治によによしながら見ていた。よかった映画館が暗くて。

*1:@パンフのプロデューサーノートの部分

*2:この辺若干、現3Dは怪しかったが

*3:この単語懐かしいな(笑)