「外野」の違いを図る

 ベストのボーナストラックで「外野」という言葉を聞いた途端、思い浮かんだのがあんちあんち*1だったわけで、そうなると違いを考えたくなったのです……という話です。ただしょーさん自体の話(という名の妄想)も入ってきた。



 とりあえず気になるのは、「もういい外野『黙ってな』」→「外野の言葉は『シカトする』」という変化。これは「黙らないならシカトする」なのか、「別に言ってても黙っててもいいや、どうせシカトするし」なのか。
なんか、あんちあんちに比べてボーナストラックの方が余裕を感じられる。曲調も口調も。というよりも、あんちあんちはやたらに必死だよねっていう……そんなに主張したかったのだろうか。そう考えると個人的には後者の方がしっくりくるんですよね。
 ただ、ボーナストラックと違い、あんちあんちはしょーさん個人のソロだったわけで。そうなると、「しょーさんにとっての外野」と「嵐にとっての外野」で違いがあるのかなあとか。まあ作詞はどっちもしょーさんでしょうけど*2、その時その時の心持は違うだろうし。
あんちあんちの方は、「アイドルがラップするのをdisる」人達が「外野」なんだろうと思うんだけど*3、ボーナストラックはどちらかというと完全に「嵐」に焦点を絞ってるような気がする。というか、もうラップするアイドルといって嵐だけが名前を知られているわけでもなく*4、ならば今のボーナストラックで「アイドルが〜」云々っていう風に取るのも違うのかなと。っていうかそんなような事(アイドルというより嵐を〜みたいな事)をしょーさんが前にどこかで言ってた気がするけどソースが思い出せないので勘違いかもしれない。それはさておき、ボーナストラックでは単純に、「嵐をdisる」というぐらいなのかもしれない。


 しかしあれだね、時間の変化による違いもあるだろうけど、なんかしょーさんに、「外野に対する余裕」が増えてるように思うのは気のせい? まあ最近の彼しかリアルタイムで追ってない人間が言うのもなんですが。キャスターやらなんやらで丸くなった分、そのとんがった部分が表に出にくくなったからそう見えるのかな。
ただ、上のように「外野」で色々考えてて思ったのですが、しょーさんの中には「外野=自分(達)に害をなす敵」という方程式でもあるのか? 外野の中には彼(ら)を知らない人も含まれていると思うんだけどねえ。自分の味方以外はみんな敵なのかみたいな……。
なんだろう、しょーさんが、「敵にも優しくする」性格ではないんだなあと最近とみに思います。時々「優しい」とか言われてるけど、あれって慈悲じゃなくて優越からくる優しさじゃないのか流石ブルジョワジー……ってあんまり言うと怒られそう(笑)まあそういう所が好きなのですが(とってつけたようですが本当の話です)

*1:AなのかUなのか表記統一するのがめんどいのであえての平仮名

*2:ボーナストラックのクレジットが……全編通してラップだからそうだろうと勝手に思ってるんだけど

*3:「ならアイドルがどれほどか〜」然り

*4:イオニア云々もあるかもしれないが、アンチが矛先を向けるのは先駆者だけではない