たねひこ君やらうえださんやらの話

 遅くなりましたが、冬眠する熊に添い寝してごらん大千穐楽おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。戯曲も読んだりして、たねひこ君やらうえださんについて思ったことをつらつら書いたので投げてみます。


たねひこ君

  • たねひこ君の起承転結はあそこで終わりでいいのかしら。愉しそうに(しかし楽しそうではなく)「結!」と叫んだのは、あれはきっとお兄さんの話だと思っていたのですが、「兄に刺激されて」動く、兄の立ち回りによって自身の立ち回りが決まるといっていたたねひこ君は、兄がいなくなった後どうするのでしょう。
  • 実際の舞台の出番の少なさから気になってはいたのですが、これ、たねひこ君は主役ではないのでは……と戯曲を読んで思いました。どちらかというとジョーカーというか、言ってしまえば目立ちまくった噛ませ犬というか、そういうポジションじゃない……? という。かといって全員主役と言っていいのかどうかも微妙な気もするしどうなのでしょう。主役というなら4人ぐらいまとめて主役になれそう。
  • ある意味、長男という意味でもストーリー上の立ち位置でも、熊猟師の「直系」は兄であって弟は違うのだろうなあ。なんだか、直系である兄が家訓を破った時の罰の執行者のように弟がみえるのでした*1
  • 結局、兄を破滅させた実行者は弟なのよなあ。家訓を破ったのは兄の意志ですが、その罰を与えるための弟の立ち回りだったような気がするのです。兄が弟の恋人を奪わなければ兄は破滅しなかったわけですが、そもそも弟が恋人に出会わなければ破滅もなかったのかなあという気がしています。そこまで仕組まれているような。犬を連れてきて熊を呪うのが。(しかし犬のことは見えていない)
  • 「100年の想像力がなければ」というのを私は未来の100年だと最初思ったのですが、考えたら過去の100年という捉え方もあの舞台ではアリであり、むしろ両方なのかなあと戯曲を読んで思いました。過去を知ることで歴史のダイジェストができあがり、その延長線にテロがあったと。

うえださん

  • うえださんはかつんの役者担当になるんですかねえ。しかし、かつんはなんだかんだ全員それなりに役者はしているので、あえて役者担当という枠はないのかもしれません。入れるとしたら「役者だけ」の枠になってしまうのかなあと。
  • よもやこんな風にテレビに出たり役者をされると思っていなかったので、未だにその部分に慣れていない上田担です。さすがにそろそろ……とも思うのですが、いや長かったよ1人だけお知らせのない時期は!w
  • しかしうえださんが座長を務められるのは今回が初めてはないのですが、本当に「全てを背負っている」という気迫があったように思います*2
  • そういえば、私が見た回のカーテンコールのお辞儀は疲れ果てているように見えました。うえださん、それお辞儀じゃなくて走り疲れた人が休むときのポーズや……(両手を指先を内側にして横にし、太ももに当てるような)
  • 好きは好きですしファンなのですが、それ以上に担当だなあと思います。最近自担様って呼びそうになるしでもはやもはや。好きなタレントは増えたとしても担当が変わることはあまり想像できません。少なくとも現状は。
  • その人のいる風景が見たいかどうかが一番なのかなあという気がしています。
  • ところでW誌のうえださんが美しすぎて早速待ち受けにしました
  • 伝言板、「おまえはだまされている……!」→「シゲちゃんがだますとは思えないが」→「あれ、寿司嫌いじゃなかったでしたっけ?」の流れな……LINEか何かしているのですかwお肉でも寿司でもいいんで早く3人で食べにいったらいいんじゃないかな!

*1:おそらくこの捉え方はずれてるのかなあという気もしています

*2:けしてロミジュリのときにちゃらんぽらんだったという意味ではなく