5×10感想

All the BEST! 1999-2009(初回限定盤)(CD3枚組)

All the BEST! 1999-2009(通常盤)(CD2枚組)

　ボーナストラック入ってるって言われたら通常も買うしかないじゃないか……！　という。初回は予約してたんだけどね、まさか通常にあんな爆弾a.k.a研いだ爪（私が勝手に呼んでるだけです）仕込んでくるとは思わなかったよ……。

　やはりこの厚みたるや、さすが１０年、という感じが。曲数云々や今までのシングル集めただけ、という事実よりも、まずこうやって２枚の盤で出した、という事実が強い。
DISC3もやっぱりなんか大変な事になってるし……全体的に強気の1枚だとは思うけど。COOL&SOULから始まってリマカが真ん中に入ってる時点でなんかなんか……最後は素晴らしき世界だし。なんか凄いコンサートの姿を向こう側に見てしまうのは私だけでしょうか。
　で、5×10聞いてて思った。「今はまだただ照れるね」とか、確かに１０年は長いけどまだ「長年」と言うほどではない、という感じなのかな。前に雑誌でそんな事誰かが言ってなかったっけ？　SWITCH辺りで。ちょっと忘れましたが、ともかく、１０年は節目だけど１つの区切りでしかない、っていう感じなのかね。振り返るけど先もある。嵐っておそらく年代的には「中堅」ぐらいなんだろうけど、でもこの曲聴いてるとそんな感じはしない。なんか全体的に若い。いや、年齢がっていうより雰囲気が若手っぽい。それでも今までの事をありがとう、これからもよろしく、っていう。あと歌詞のまとめをにのみやさんがやったというだけあって、句読点の打ち方とかが虹っぽい。
あと思ったのは、この人達、ずーっとブレてないんだろうなあ。今更かもしれないけど。この、「自分達を徹底的にネタにできる」具体的には「ファンが繰り返し聞く事のできる音源の中に、メンバー自身が自分達の考えを書き込める*1」ていうのは凄まじいな。５年前のスケッチ然り。ただ今回違うのは、通常盤っていう誰でも聞けるようなCDにこの曲が入ってるっていう……これってつまり、「ファンだけでなく一般の人間でも嵐の存在がわかる」っていう状態がより大きくなったからじゃないのかな。ここにきてこんな直球で「ファンに感謝！」な曲を平素で入れてこれるっていうのがそれを表してる気がする。
　というより、あのボーナストラックを通常に入れるその心意気がナイスすぎる*2。　全体的に、あああしょーさんの作詞……という感じでもう平伏。RIGHT BACK TO YOU引っ張ってくるか……。
それより何より、なんだよ「外野の言葉はシ・カ・ト・す・る！」って（笑）そんな勝ち誇った声＆巻き舌で言われても！　下手するとその外野にまで宣言しかねないその神経が素晴らしすぎるだろ！
　これをあのキャスターの人が言ってるとなると笑いが止まりません。そのギャップがまさにTHE・SHOW過ぎる。ていうかしょーさん、貴方こそブレてなさすぎだろうに。「Ahもういい外野黙ってな」と言ってる事が変わらない。もうそこの飲み屋でIZM語るしかないよね……。
ただ、Anti-Antiは個人のソロだったけれども、今回は５人の曲でそれやっちゃってるけどいいのかな。まあCOOL&SOULとかリマカとか今までにもあるけど。なんか、ある種の櫻井IZMがラップという歌詞になる事でそのまま嵐IZMになってるような時がちょいちょいある気がするんだけど、それでいいのかしら。……いいから出してるのか（自己完結）
あと気になるのは、しょーさんの言う「外野」ってどこまで？　「シカトする」って事は外野の声も聞こえてはいる（その上でシカトしている）わけで、という事は、ここまでは内野でここからは外野、っていう区別は本人の中ではあるって事だよねえ。大体、勢力拡大してるって自分で言ってて外野も何も。ていうか私も外野っぽくてすみません。
って勘繰ってもしょうがないか（笑）他に好きな箇所は、にのあいが交互に歌うところとか。しょーさん以外はあまりラップ慣れしてないのもあるのか、一緒に盛り上がろうぜ！　的なそれが曲の雰囲気と合ってる。なんか必死に聞こえる、声質が。それを支えるのがしょーさんのウザすぎるくらいの安定感。
　これコンサートで歌うんだろうなあ……なんかC&Rとかそのために作られてるっぽくてもう。どんだけジャンプするんだろうこの曲。大変そうだなあ。とりあえず歌詞起こししようと思います。もうボーナストラックだけ切り取りはしたので。これカラオケにどう入るんだ？　そもそも入るのか？

　……なんか、全体的に読みにくくてすみません。いつもか。とりとめがなさすぎる……全部書いてから箇条書きにすればよかったとか思い始めました。

*1:特にしょーさん

*2:単純に売り上げ伸ばすためだけのような気もしないでもないけどね！（笑）