ザ・クイズショウ #10(09/06/20)

 これさ、結局、神山がいい人だった、て事……だよね……最終話にしてその着地でいいのかどうか。



 うーん、先週最後の、屋上に立つ本間の映像でだいぶ先が読めてしまった感があったのでそれがちょっと惜しいかな。そのせいか、なんかすっきりしないというか、まあそうなるよね、っていう感じになってしまったのがなあ……という残念な所もありつつ。
 まあそういう話は置いといて。この話の終盤まで、神山がMC-KAMIYAMAという「普通」を装ってるのが普通じゃない、という……なんか怖いなあ本当。確信を持って本気を出した神山って怖い。
 で、本間パパは銀テレのお偉いさんで、案内人さんはその秘書さんと。ていうか、「本妻の子じゃない」って本間がさらっと言ってたけど、ここって結構重要じゃないのか(笑)だから本間があんなに屈折したような性格になっちゃったのかなあとか。いやわかんないけどね……美咲ちゃんの過去話は結構あった(話の中核だから当たり前だけども)けど、もうちょい本間サイドも触れてくれるとよかったかなあ。もうちょい本間に感情移入しやすくなった気がする。それがいいのかどうかわかんないけど。
 それで、神山は結局あの後も名司会者として何かの番組をやっていく感じなんですかね。あややが結局ディレクターに昇進してるけど、あれって本間がああやって引き上げたからこそで、それは本間が彼女に見届けてほしいって思ったからなのかなあ。じゃなかったら誰でもいい気がするし。色々深読みしてみたりしている。しかしすげえ昇進だな!(笑)なんか次に繋げる感じにもなりそうだなあとか思ったりとか。
 そしてさらっと出てきた深夜版のお二方にびっくりしたよ(笑)正確に言うなら2人揃った時にびっくりしたよ。なんかすげえな……ていうかあっちの2人の最後を知らないので、何を経由して一緒に飯を食いに行く仲なのかがわからん……ちゃんとDVD借りよう。
 あと、やっぱり神山がめちゃめちゃいい人……! という印象が拭えません(笑)あの「冗談」のくだり、冗談と知れたからいいものの、知る前は「結構性格悪いのな神山……」と本気で思っていたよ(笑)振られた直後に、即座に応援する体勢に切り替えられるもんなの……? いくらどっちも友達だからっつってさ……そういえば、前にもダイアリで触れた記憶がありますが、「明日の記憶を神山として聞いたら落ちた」というような主演の人の発言が、ようやっと(当たり前かもしれんが)理解できたよ……うん……やっぱり完全に神山ソングだねあれ……。
 メイン2人に話を戻し。2人の泣きの演技が凄い事。よこさん、鼻水! 鼻水が! と思いながら見ていた(失礼)まあ先週の神山もあれだったが……。大の大人2人があんなに泣く姿はなかなか見れない。あとにらみ合いとか。ここは「怖い」じゃなくて「凄い」と言ってしまった自分がいます……目力半端無いな。2人の対決、という点については迫力はすさまじかった、という印象。そういえば、結局最初から最後まで、クイズ番組、という場所は変えなかったんだよな。てっきり最後の方の真相発覚あたりはなんか違う所でやるんだろうな、とドラマが始まったぐらいに漠然と予想していたので。変わらない場所において、その中で変わってゆく神山とか本間とかの心境を追っていく形になっていたのかな、というのも思いました。


 なにはともあれ、お2人はじめキャストやスタッフの方々お疲れさまでした。なんだかんだ言いながら楽しく見ていました。
 で、なにはともかく、次に来る山に向けて*1、主演の人はほっぺたに適度に肉を付けていただけると幸いです。あんまり付きすぎてもあれだから、適度! に! 迷惑メールといいオトノハといいギャグが微妙に古い主演の方!(何気に失礼)でも、あの人に「適度」って言葉があまり似合わない気もしている(だから)

*1:中腹(@オトノハ)、って事はそういう事だよね?