KAT-TUNについて本気出して考えてみた

 ここにきて自担Gについて語るという暑苦しい*1事をしてみます。初魂も終わった事ですし。ってもうオーラスから1週間経ったんだよなぁ。


 まず、アイドルの1番の大きな仕事はコンサートだと思うのです。本人達もちらちら言ってたような気がするけど。だからこそツアーって一大イベントになってると思うし。
そしてそのアイドルのコンサートって、「ファン(=客)と一緒に楽しむ、時に触れ合う」っていうのが前提にある感じがします。私は普通のアーティストのコンサートには行った事はないのでよくわからないのですが、そういうコンサートの場合の客って、リズムにのってペンライト振ったりぐらいはするけど、大体は歌を聴くのがメインですよね? 少なくともうちわだの何だのとは持って行ってるイメージがないのですが。「お手振り」なんて多分アイドルのコンサートでぐらいしか使わない気がする。
 でもなんだろう、KAT-TUNの魂を実際に入って思ったのですが、確かに「一緒に楽しむ」というのを前提になってるし向こうもC&Rで盛り上げたりはするんだけど、でも同じ目線というかポジションに立って*2はないよなあと思ったのです。向こうが先に立って引っ張ってて、こちらはそれに付いていってるような。でもその付いていくという挙動がそこまで辛くないから楽しいのかな。こちらもテンション上がってるわけだから、当たり前と言えば当たり前なのですが。どちらかというと普通のアーティストっぽい感じがしたコンサートだったなぁと。


 あと、アイドルのコンサートって、とかく本当に「歌って踊る」事をして、そして見せ物、ショーとしての要素*3が大きく出てるものっていう風に思われてる気がする。特に後者の方に偏ってるように思われてそうだなーと。なんとなくですが。
 でKAT-TUN魂を体験して思ったのが、とにかく「エンターテイメント」として何かをする、歌やダンスをただやるんじゃなくてどう見せるか、っていうのを凄い考えてるような気がします。歌そのものだけでなくその間も。「アイドルを生で見る」のが目的じゃない、「コンサートをというものを楽しむ」という目的のためのコンサートのような。そもそも、前者ならコンサートじゃなくても握手会やった方が効率いいよなぁと思うし。
あと前半の話も入りますが、「お客さんと触れ合う」のが、そこまでメインの目的ではないように感じました(勿論、全くしたくないわけじゃないと思うけど)。それこそ、そうしたいなら握手会開けって感じですし。大体にして、箱が大きくなるほど、それは物理的にも到達不可能な目標になってしまう*4。だからこそ、入ったお客さん全てを楽しませようと思うなら、まずエンターテイメントとして、見たり聴いたりして楽しめるコンサートが出来上がってないと、それこそ2階席3階席の客にとっては中途半端なコンサートになると思います。それからだと思うんだよな、触れ合う云々って。一緒に楽しむのは近くまで行かなくても出来ることだし。そっちから見えててもこっちからは見えないんだよ! って事もありますしね(苦笑)


 若干話が逸れた感がありますが、KAT-TUNのコンサートって、とかくエンターテイメントとしては本当に、色んな意味でアイドルしてないよなと思うのです*5。自分達をどう見せるか、魅せるかに関してはプロだな本当、と。だからこそ次はどうするのか見てみたい。KAT-TUNの持つ(と思ってる)「やってやるぞ、見せてやるぞ」という雰囲気というか、がっついてるというか、その向上心みたいなものが好きなのかなぁと思うのです。*6
 ……自担さんに限ると、ああやってバックも付けない本人踊らないどころかほぼ最初の位置から動かないっていうスタイルを彼は2回連続でやったわけですが、あれもやっぱり普通の人*7から見たらびっくりするような気がするのです。けして贔屓ではなくて。ただ楽しいコンサートじゃなくて、こっちを驚かせてくれるような、そんなコンサートをしてくれるような人を応援したいなーと思うのです。まあこの辺りはコンサートに限らずではありますが。
逆に言えば、つまらないと感じるものを見せる人を応援したくはないし、もしKAT-TUNがそんな風になったら担当やめるんだろうなーとも思うのです。無論そうなるなんて思ってませんけど。


 ……なんか途中KAT-TUN関係なくないかこれ(・∀・;)しかも何言ってるかわからないしな。とにかく、KAT-TUNのそのやり方が好きだ! という感じです(ええー)

*1:何を今更^▽^

*2:現実的には勿論無理なのだけれど、擬似的に近くなって

*3:SUMMARYとか

*4:よっぽど工夫しないとね

*5:個人的には。魂を沢山見ているとはお世辞にも言えないのですけれども

*6:でも、こういう職業ってそれこそ向上心が大事だよなぁと思うのですが。ずっと同じ事してたらいくらファンといえども飽きるだろうと

*7:非ファンの人